【ブログ】京都のお茶

こんにちは、特需課の星です。

 

とある方から

京都のお土産をいただきました。

 

受け取ると早速、鼻の利く私、

何やら香りを感じました。

 

なんでしょう?? 独特な香りがします。

 

早速中身の確認をしますと

香りの元は、

京都の某有名茶舗のお茶。

 

紙袋パッケージを越して

タバコのような匂い…?

 

『いり番茶』と書いてありました。

 

中身はまるで

枯れ葉と枯れ枝で人生初。

 

私はその存在を知らず早速調べてみました。

 

玉露や抹茶の畑で、

その年最初の茶摘みの後、

畑に残って大きく成長した葉、

これらを枝ごと、

ひざ下あたりまで刈り落とします。

 

刈られた葉や茎、枝は

時間をかけて蒸し、

揉まずに葉が開いた状態で

乾燥させ保存します。

 

さらに出荷直前に

熱した鉄板の上で3分ほど

強火で炒って仕上がりとなります。

 

開いたままのバサバサの葉、

焦げたところや茎、

枝が含まれているのはそのためです。

 

またいり番茶は『京番茶』とも呼ばれ、

京都では普段使いのお茶として

最も親しまれているお茶です。

 

ほうじ茶とは趣の異なる

独特の香ばしさや

さっぱりとした味わいが特徴です。

 

しかし、いり番茶になじみのない方には

「焚き火くさい」「タバコくさい」と

感じられることも。

 

含まれるカフェインや

タンニンの量も少なく、

昔から京都では

特に赤ちゃんや病気の方に

良いお茶と伝えられています。

とのこと。

 

モノは試しと

我が家のガスコンロでお湯を沸かし

説明指示の通り

急須でお茶を入れて待つこと10分。

 

 

 

 

 

一服ごくり…

 

知りませんでした。

これが京都標準のお茶だったなんて。

 

家族には好評でしたが、

私は口に合うまで

少し時間がかかりそうです。

 

興味のある方は『いり番茶』で

検索してみてください。