熱源付給湯器の取替工事です。
熱源付給湯器とは一台で
給湯とおふろ沸かしの機能に加え
温水ルームヒーターなどの
温水暖房機能を持った給湯器です。
取外機器
メーカー:ノーリツ
型式:GTH-C2446SAWXD
年式:2011年製
取付機器
メーカー:ノーリツ
型式:GTH-C2459SAWD-1
熱源機種類:高効率ガス温水暖房付ふろ給湯器
(エコジョーズ熱源付給湯器)
給湯能力:24号
おふろ沸かし種類:オートタイプ(自動保温)
リモコン:RC-J112Eマルチセット
据置台:D65-650-S
所要時間:4時間
温水ルームヒーターが作動しないと修理依頼があり、
熱源である熱源付給湯器が故障したので
お取り替えとなりました。
据置台の配管カバーを外し
浴槽の水が入っていないか確認後、
追い焚き配管を取り外します。
本体にある不凍液を抜き取ります。
温水ルームヒーターは
温めた不凍液が温水配管の中を循環することで、
温風が出る仕組みになっています。
ガス管や給湯・給水配管を取り外し、
本体、据置台を撤去します。
配管に残っている不凍液を抜くため
室内の温水ルームヒーター用のコンセントに
バイパス器具を取り付けます。
コンプレッサーを使って不凍液を押し出し
温水配管を洗浄します。
不凍液を長く使うと元は赤色だったのが
だんだん汚れてきます。
給湯配管が銅配管だったので、
錆びにくい素材にするため取り外します。
新しい据置台を設置します。
新しい本体を据置台に載せて固定し、
温水配管、追い焚き配管を接続します。
本体を壁に固定します。
給湯配管を錆びにくいポリブデン管に
取り替え接続します。
使用する温水端末に合わせて
信号線を接続します。
リモコン線を接続します。
室内の台所リモコンを取り外します。
新しい台所リモコンを取り付けます。
浴室リモコンを取り替え、
水が入らないよう周りにコーキングをします。
給湯器に新しい不凍液を入れます。
(最初はこのような赤色です。
メーカーによって色は異なります。)
温水ルームヒーターの作動点検をします。
給水・給湯配管に凍結防止ヒーターを取り付けます。
(赤色がお湯用、青色が水用)
凍結防止ヒーターは
屋外の電源プラグが入っていれば、
一定温度以下になると自動的に動作して
給湯・給水配管の凍結を予防します。
給湯・給水配管に保温剤を取り付けます。
給湯・給水配管に保温カバーを取り付けます。
据置台の配管カバーを取り付けしたら完成です。
既設の温水ルームヒーターはそのまま使えるので、
寒い冬を温かくお過ごしいただけます。
~Information~
今お使いの給湯器の調子はいかがでしょうか?
寒い冬に突然お湯が使えなくなると困りますね。
ガス給湯器の設計上の標準使用期間は10年です。
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